FXGTは全177種類の豊富な銘柄をレバレッジ最大1、000倍で取引できるのが長所のFX会社です。
しかし銘柄数が多いことやスワップフリーの導入などもあって、FXGTはスワップポイントに関するルールがややわかり辛いかもしれません。
FXGTのスワップポイントが発生するタイミングやスワップフリーとなる銘柄、スワップポイントの計算方法などを掲載しています。
FXGTのスワップポイントに関するルール
FXGTではスワップフリーを採用しており、スワップを気にせずに取引できる点がメリットの一つです。
FXGTのスワップポイントは日々変動します。
またスワップポイントの発生するタイミングは銘柄によって異なるので注意しましょう。
以下では、FXGTのスワップポイントに関するルールを解説します。
そもそもスワップポイントとは
スワップポイントとは、二か国間の金利差によって発生する損益のことです。
スワップポイントがプラスであれば、金利の差額をトレーダーが受け取れます。
逆にマイナススワップの場合は、口座の残高から金利の差額が引かれることになるのがスワップポイントの仕組みです。
スワップポイントは日々発生するので、数日間ポジションを持つ場合はあらかじめスワップポイントを確認しておきましょう。
口座タイプによってスワップポイントの大きさが変わる
FXGTは口座タイプによってスワップポイントが異なるのが特徴です。
口座タイプ毎のスワップポイントは以下の順で優遇されています。
- プロ口座
- ECN口座
- スタンダード+口座
- ミニ口座
- CryptoMax
プロ口座はスワップポイントが最も優遇されており、スワップフリーの銘柄が最も多いのがメリットの一つです。
FXGTのスワップポイントは日本時間の午前5時59分に付与される
FXGTの為替・エネルギー・メタルのスワップポイントが発生するタイミングは、平日の午前5時59分です。
サイトによって掲載している時間が変わるのでややこしいですが、こちらは公式ホームページによる情報を記載しています。
掲載元:FXGT公式Q&A
尚FXGTはサマータイムを導入していないので、夏も冬も同じ時間での付与となる点に注意です。
MT5に表示される時刻だと、23:59が付与のタイミングになります。
FXGTが採用している時刻はGMT+3、日本との時差は-6時間です。
GMTとは「グリニッジ標準時」を指し、イギリスのグリニッジ天文台を通る子午線(南北線)の基準時刻を標準とした時刻のことです。
FXGTのMT4/MT5に表示される時刻は日本時間より6時間遅い、と覚えておきましょう。
株価指数と株式に関しては、同じくGMT+3における深夜に付与されます。
仮想通貨は4時間毎にスワップポイントが発生する
FXGTの仮想通貨やGTi12指数のスワップポイントは4時間ごとに発生します。
- 09:00
- 13:00
- 17:00
- 21:00
- 01:00
- 05:00
※全て日本時間
上記の時間に発生します。
尚、Crypto Max口座以外では仮想通貨のスワップポイントは発生しません。
マイナススワップを気にせずに仮想通貨を取引できるのが、FXGTの強みとなっています。
また仮想通貨は24時間取引ができるため、後述のスワップポイント3倍デーはありません。
FXGTのスワップポイント3倍デーは銘柄によって異なる
FXGTのスワップポイント3倍デーとなる曜日は以下の通りです。
取引銘柄 | 曜日 |
---|---|
為替・メタル・エネルギー | 水曜日 |
株価指数・株式 | 金曜日 |
土日に取引が行われない銘柄にはスワップ3倍デーが制定されています。
スワップ3倍デーとなる曜日には土日の分も含めてスワップが付与されるので、それぞれの曜日を覚えておきましょう。
FXGTではスワップポイントだけを出金することはできない
FXGTでは獲得したスワップポイントを優先して出金することはできません。
該当するポジションを決済した後に、それまで付与されたスワップポイントが出金できるようになります。
一部の銘柄はスワップフリーで取引できる
FXGTではスワップフリーが採用されており、対象の銘柄ではスワップポイントが発生しません。
マイナススワップの影響を受けることなく取引できるメリットがあります。
スワップフリーとなる銘柄は以下の通りです。
口座タイプ | スワップフリー対象銘柄 |
---|---|
ミニ口座・スタンダード+口座・ECN口座 | 仮想通貨・株価指数・ゴールド |
プロ口座 | 為替・仮想通貨・株価指数・ゴールド・その他の銘柄 |
プロ口座は為替(通貨ペア)のスワップポイントも発生しないのが大きな特徴です。
為替であっても、マイナススワップを気にせずにスイングトレードできるというメリットがあります。
FXGTのスワップポイントによる損益の計算方法
こちらのページでは、スワップポイントによって実際に発生する損益の計算方法をそれぞれ解説しています。
通貨ペアのスワップポイントによる損益の計算方法
通貨ペアのスワップポイントによって発生する損益の計算方法は以下の通りです。
通貨ペアのスワップポイントによる損益の計算方法:
1ロットの取引単位×取引ロット数×通貨の最小単位×スワップポイント
=決済通貨によるスワップポイントの損益
ドル/円を3ロット買った場合のスワップポイントの例にすると、100,000通貨×3ロット×0.001×5=1,500円となります。
上記のようにスワップポイントとロットがわかれば、1日に付与される金額はすぐに計算できます。
なお、FXGTの通貨単位は1ロット=10万通貨、ミニ口座のみ1ロット=1万通貨となる点を覚えておきましょう。
また決済通貨が円以外の場合は、スワップポイントの損益を円のレートで換算する必要があります。
100,000通貨×1ロット×0.00001×(-5.84)=-5.84米ドル
(-5.84)×ドル/円レート144.450
=約844円
ドルが決済通貨であればドル/円のレートを、ユーロが決済通貨の場合はユーロ/円のレートを当てはめて円に換算します。
なお決済通貨は通貨ペアの右側に表示されている通貨となります。
決済通貨の見方は以下の通りです。
- USDJPY⇒JPY(円)
- GBPUSD⇒USD(米ドル)
- EURGBP⇒GBP(ポンド)
仮想通貨のスワップポイントによる損益の計算方法
仮想通貨のスワップポイントによる損益は以下の計算式で計算できます。
1ロットの取引単位×スワップポイント÷100=決済通貨によるスワップポイント
BTCUSDの場合はドル円のレート、XRPBTCの場合はBTCJPYのレートを使って計算してください。
メタル・エネルギーのスワップポイントによる損益の計算方法
メタル・エネルギーのスワップポイントによる損益は以下の計算式で算出可能です。
- 1ロットの取引単位×取引数量×最小単位×スワップポイント
=スワップポイントの損益(米ドル) - スワップポイントの損益(米ドル)×ドル/円レート
=スワップポイントの損益(円)
FXGTのメタル・エネルギーの決済通貨は全て米ドルなので、ドル/円レートで円に換算する必要があります。
株価指数のスワップポイントによる損益の計算方法
株価指数のスワップポイントは以下の方法で計算できます。
1ロットの取引単位×取引数量×スワップポイント×(現在価格÷360)
=決済通貨でのスワップポイントの損益
株価指数は銘柄によって決済通貨と1ロット辺りの取引単位が異なるので注意です。
FXGTの公式サイトもしくはMT4/MT5から、銘柄ごとの契約サイズと決済通貨を確認して計算しましょう。
FXGTのスワップポイントの確認方法
FXGTのスワップポイントは、MT4/MT5、FXGT公式ホームページより確認できます。
スワップポイントを確認する方法を見ていきましょう。
公式サイトで確認する方法
FXGTの公式サイトからもスワップポイントを確認することができます。
FXGT公式サイトにアクセスして、画面上部の「取引」より「マーケット」を選択しましょう。
その後、マーケット欄から確認したい銘柄をクリックしてください。
銘柄の種別がわからない場合はすべてを選択します。
確認したい銘柄の「スワップ ビット」「スワップ アスク」欄を確認します。
「スワップ ビット」が売りのスワップポイント、「スワップ アスク」が買いのスワップポイントです。
スワップポイントは日々変動するので、上記いずれかの方法で定期的にチェックすることをオススメします。
MT4/MT5(パソコン)で確認する方法
MT4/MT5でスワップポイントを確認する手順を見ていきます。
まず、画面左上の「表示」より「気配値一覧」を選択しましょう。
その後MT5の場合は「気配値表示」を選択します。
※すでに開いている場合はこの手順を飛ばしてもらって構いません。
スワップポイントを確認したい銘柄を右クリックして「仕様」をクリックします。
MT5の場合は「買スワップ」「売スワップ」欄を確認します。
MT4/MT5(スマートフォン)で確認する方法
スマートフォンのMT4/MT5でもスワップポイントを確認可能です。
画面左下をタップしてください。
スワップポイントを確認したい銘柄をタップして「詳細」を押します。
「スワップロング」は買いのスワップポイント、「スワップショート」は売りのスワップポイントを表示しています。
MT5の場合は「買スワップ」「売スワップ」欄を見れば確認可能です。
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