AXIORYは、高水準の取引環境から人気の高い海外FX業者です。
特にスプレッドは狭い水準であるため、短期売買や取引コストを抑えたい方に人気があります。
本記事では、AXIORYの各通貨の平均スプレッドや注意点について詳しく解説をしていきます。
AXIORYのスプレッドは変動制
AXIORYでは変動制スプレッドが採用されています。
- 固定制スプレッド:原則スプレッドは固定されている代わりに通常スプレッドが広い
- 変動制スプレッド:相場の流動性によってスプレッドが変わる、その代わり通常スプレッドが狭い
急な売買が入るタイミングでは、スプレッドも拡大する仕組みです。
しかし、相場状況によってはスプレッドの拡大で不利な取引となってしまうケースもあるので注意してください。
AXIORYの銘柄別スプレッド
続いて、AXIORYの銘柄別スプレッドを紹介します。
AXIORYのスプレッドには、以下のような特徴があります。
- 値幅が大きい、流動性が低い銘柄:スプレッドが広め
- 値幅が小さい、流動性が高い銘柄:スプレッドが狭め
また、スタンダード口座やナノ口座といった口座タイプでもスプレッドは異なる仕組みです。
以上を踏まえたうえで、各銘柄のスプレッドを見ていきましょう。
通貨ペア
以下は、AXIORYで扱っているメジャー通貨ペアのスプレッドです。
通貨ペア | ナノ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
USDJPY | 0.8pips | 1.4pips |
EURJPY | 0.5pips | 1.4pips |
GBPJPY | 1.3pips | 1.8pips |
AUDJPY | 0.9pips | 2.1pips |
NZDJPY | 1.0pips | 2.2pips |
EURUSD | 0.5pips | 1.5pips |
対して、以下はAXIORYで扱っているマイナー通貨のスプレッドです。
通貨ペア | ナノ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
ZARJPY | 5.2pips | 6.2pips |
SGDJPY | 6.1pips | 7.1pips |
TRYJPY | 6.3pips | 7.3pips |
EURZAR | 110.6pips | 108pips |
USDMXN | 117.5pips | 128.5pips |
USDCAD | 1pips | 2.2pips |
メジャー通貨は流動性が高いので、1~1.5pips(スタンダード口座の場合)ほどのスプレッド水準です。
全体的に見ても各海外FX業者に比べて狭い水準であるため、他社に比べて有利な環境で取引できると言えるでしょう。
マイナー通貨はスプレッド分の大きな値幅を付ける傾向にありますが、急騰や暴落のリスクも抱えているので注意して取引をしてください。
貴金属
以下は、AXIORYで扱っている貴金属銘柄の平均スプレッドです。
貴金属銘柄 | ナノ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
XAUUSD | 0.5pips | 2.1pips |
XAGUSD | 1.2pips | 3.5pips |
XPDUSD | 145.4pips | 145.4pips |
XPTUSD | 29.9pips | 29.9pips |
最も人気の銘柄は、XAU/USDのゴールドです。
ゴールドは値幅が大きくトレンドを作りやすいことから、FX取引においてメインの通貨に定める人が多い傾向にあります。
ナノ口座では0.5pips、スタンダード口座でも2.1pipsとかなり狭い水準にあるため、AXIORYでのゴールド取引は有利と言えるでしょう。
また、XPDUSDやXPTUSDといった貴金属の中でもマイナーな銘柄はスプレッドが広めなので注意してください。
エネルギーCFD
以下は、AXIORYで扱っているエネルギーCFDの平均スプレッドです。
エネルギー銘柄 | ナノ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
CL | 4.1pips | 4.1pips |
NGAS | 4.0pips | 4.0pips |
BRENT | 4.0pips | 4.0pips |
CL.i | 4.4pips | 4.4pips |
BRENT.i | 4.0pips | 4.0pips |
約4.0pipsが平均スプレッドとなっています。
注意すべき点は、ナノ口座とスタンダード口座でのスプレッドの差です。
両口座で同水準の環境のもとエネルギーCFDの取引が可能です。
株価指数CFD
以下は、AXIORYで扱っている株価指数CFDの平均スプレッドです。
株価指数銘柄 | ナノ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
CAC | 2.0pips | 2.2pips |
DAX | 6.2pips | 6.3pips |
STOXX50 | 2.0pips | 2.2pips |
FTSE | 2.7pips | 2.9pips |
ASX | 2.3pips | 2.7pips |
NIKKEI | 7.0pips | 8.0pips |
NSDQ | 1.8pips | 1.9pips |
SP | 0.5pips | 0.6pips |
DOW | 3.6pips | 4.6pips |
HK50 | 5.7pips | 6.0pips |
株式指数は銘柄によって流動性が大きく異なるので、平均スプレッドもバラバラです。
0pips台の銘柄もあれば10pips近くのスプレッドが着く銘柄もあります。
ナノ口座とスタンダード口座で比較して見ると、各通貨でのスプレッド差は少ないです。
ただし、株価指数CFDにおいてもナノ口座では株価指数CFDの取引手数料は発生しません。
そのため、株価指数CFDメインで取引をする際は、ECN口座のナノ口座を使用した方が良いと言えるでしょう。
AXIORYのスプレッドが拡大するタイミング
平均スプレッドの狭いAXIORYですが、以下のようなタイミングではスプレッドが拡大しやすいので注意しましょう。
- 経済指標やマーケットオープン・クローズの前後
- 災害や予期せぬ相場変動
上記のような相場変動が大きくなるタイミングでは、一斉に売買が集中しやすくスプレッドも拡大しやすいです。
指標やマーケットオープン・クローズの場合は事前に予測ができますが、災害などの予期せぬ変動には特に注意しなくてはいけません。
早朝や主要国休場の流動性低下に注意
AXIORYでは指標などの急変動だけではなく、早朝などの相場変動が静かな場合にもスプレッドが拡大するケースがあります。
- 早朝(オセアニア市場開場までの時間)
- アメリカやイギリスなどの主要国休場
上記のような場合では、スプレッドが大きく拡大しやすいので注意しましょう。
早朝のオセアニア市場が開場するまでの時間(朝4時・5時頃)は、アメリカの市場がクローズして、市場参加者が一気に減ります。
主要国が休場するケースも同様で、売買の少ないor投資家が様子見に入っている状態では、スプレッドが広くなりやすく取引に向いていない時間と言えるでしょう。
プラットフォームごとのスプレッド差はない
AXIORYでは、以下のプラットフォームを自由に選択が可能です。
- MT4
- MT5
- cTrader
MT4やMT5は他の海外FXでも用いられている一般的なプラットフォームですが、cTraderを使える会社は珍しいです。
一部ではcTraderの方がスプレッドが狭いという口コミもありますが、AXIORYではプラットフォームごとのスプレッド差はありません。
MT4、MT5、cTraderともに同一のスプレッド水準となっています。
スプレッドが異なるのはプラットフォームではなく、口座タイプや銘柄によるものです。
cTraderはMT4に比べると反応が早いので、秒単位でスプレッド変わる相場の場合は早く反応しているように感じるケースもあります。
スキャルピングなどの取引をする場合は、反応の速いcTraderを活用すると良いでしょう。
AXIORYのスプレッド確認方法
AXIORYのスプレッドは変動制であるため、ユーザーは極力狭いスプレッドのタイミングでエントリーをすると良いです。
そのため、事前にAXIORYでのリアルタイムスプレッドを確認しておく必要があります。
以下の手順でリアルタイムスプレッドは確認できるので、チェックしておきましょう。
次に、AXIORY公式サイトの取引という項目をクリックします。
取引をクリックすると、以下の銘柄種別が一覧形式で表示されます。
- FX(通貨ペア)
- 現物株式
- ETF
- 株式CFD
- 株価指数CFD
- エネルギーCFD
- 貴金属CFD
上記項目の中から、自身がスプレッドを確認したい種別を選んでクリックしましょう。
画面右側にある「スプレッド・手数料」を選択しても、リアルタイムス
銘柄の種別を選択後に画面を下にスクロールします。
すると、以下のようなリアルタイムレートとスプレッド・スワップといった情報が確認可能です。
画面左の黒い枠がナノ口座・テラ口座のスプレッドとなります。
画面右の赤い枠がスタンダード口座のスプレッドです。
上記の画面ではスプレッドが更新される度に変動するので、逐一チェックをしておくと良いでしょう。
プラットフォームから確認する場合
AXIORYのリアルタイムスプレッドは、MT4やcTraderといったプラットフォーム上からも確認可能です。
MT4・MT5の場合は、画面左上の「表示」→「気配値表示」の順番でクリックをしましょう。
その後、表示された画面上で右クリックをすると「スプレッド(r)」と表示されるので、クリックすれば気配値表示画面からスプレッドが閲覧可能です。
cTraderの場合は、画面左の通貨ペア一覧から右クリックをして「通貨ペアウィンドウ」を開きます。
画面中央に表示されるS〇〇と表示された数値がリアルタイムのスプレッドです。
短期売買であればプラットフォームから確認してすぐに取引できる準備をしておくと良いでしょう。
コメント