Exnessは禁止事項が少なく、幅広い取引に対応できるFX会社です。
両建ても公認されており、他社に比べて利益を出しやすい業者と言えるでしょう。
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本記事ではExnessのおすすめの両建て方法や注意点について詳しく解説をしていきます。
Exnessは両建てが公認されている業者
Exnessでは公式に両建てが公認されています。
両建てとは、同一銘柄の買いと売り両方のポジションを保有するFXの戦略です。
会社によっては両建てが禁止事項になっている会社もありますが、Exnessであれば両建てを活用した取引が可能です。
また、両建てには様々な方法があり、一部の手法だけを禁止しているという会社も多いです。
Exnessではすべての両建て手法を公認しているので、両建てを積極的に行っていきたい方には特におすすめです。
Exnessでできる両建てについて見ていきましょう。
複数社を介した両建て
海外FXでは、複数社を介した両建てが禁止されているケースが多いですが、Exnessでは禁止されていません。
複数社を介した両建てのメリット・デメリットは以下の通りです。
具体的な例を見ていきましょう。
- Exness:USD/JPYのロング(買い)ポジションを保有
- 他の海外FX会社:USD/JPYのショート(売り)ポジションを保有
仮にUSD/JPYが上昇したとします。
するとExnesで保有したポジションは利益が出ますが、他の海外FX業者で保有したUSD/JPYの売りポジションはマイナスで含み損を抱えます。
含み損がどんどん大きくなると、海外FX特有のゼロカットが発動される可能性があります。
結果ゼロカットにより、他の海外FX業者が不利益を被るため、海外FXの多くでは禁止されている傾向です。
しかし、Exnessでは禁止事項とはなっていないので、他社を介した両建て手法が問題なく行えます。
複数口座での両建て
Exnessでは200もの複数口座が開設可能ですが、複数口座での両建ても公認されています。
前述した他社を介した両建てと同様で、海外FXの多くでは禁止されている行為です。
- ExnessのA口座→USD/JPYの買いポジション保有
- ExnessのB口座→USD/JPYの売りポジション保有
A口座 | USD/JPYの上昇で利益が出る |
---|---|
B口座 | USD/JPYの上昇で含み損を抱える |
片方の口座のみ利益が出る仕組みですが、ロスカットやゼロカットも口座単体で計算されるので、トレンドが大きくなればなるほど利益が出しやすくなる仕組みです。
複数口座での取引は口座ごとに損益が計算されるので、含み損が利益の出ている口座残高に影響することはありません。
同一口座間での両建て
Exnessでは、同一口座内での両建てもできます。
Exnessで保有している同じ口座内で、売りと買いの両方を保有する方法です。
同じ口座内で保有をしていれば、損益が固定されるため、どちらかのポジションがロスカットされるというケースはありません。
相場がどちらに動くか分からない時のリスクヘッジの手法として認識されており、別名ヘッジ手法とも言われています。
Exness両建てでの利益の出し方
続いて、Exnessの両建てで利益を出す方法を紹介します。
- 複数社を介した両建て→Exnessと別会社の口座でそれぞれ買いと売りのポジションを保有する
- 複数口座での両建て→Exnessで2つの口座を作成し、それぞれで買いと売りのポジションを保有する
- 同一口座での両建て→Exnessで1つの口座を作成し、同一口座内で買い売り両方のポジションを保有する
相場が上昇トレンドを形成した場合を例に見ます。
上昇すると売りポジションでは含み損を抱えるので、先に決済をしましょう。
その後、さらに相場が上昇してきたポイントで買いポジションの決済を行います。
前述した複数口座間・複数社間・同一口座間と言った全ての方法で有効な手法となります。
強制決済によって利益を狙う場合
Exnessでは複数口座間や複数社間での両建ても禁止されていないので、含み損を抱えたポジションが強制決済されることで利益を狙うことも可能です。
Exnessのロスカット水準は0%と決まっているので、ロスカット後は一切証拠金が残りません。
証拠金不足になると含み損を抱えたポジションが強制的に決済されます。
その後さらにトレンドが継続すれば、残った買いポジションだけで利益が出続ける仕組みです。
強制決済による利益を狙う場合は、以下のようなポイントに注意しましょう。
- 急騰・急落よりも長期的なトレンドが期待できるポイントを狙う
- あえて証拠金維持率は低めになるようにロット調整をする
強制決済を狙うためにはロット数量を低く設定したうえで、長期的なトレンドが期待できるポイントを狙うと良いです。
また、トレンド形成中にポジションを保有するのではなく、トレンド前のレンジ相場を狙うと良いでしょう。
Exnessの両建ては複数口座間がおすすめ
Exnessでは3タイプのさまざまな両建て手法が利用できますが、中でも複数口座間での両建てが最もおすすめです。
複数口座間での両建ては、他社間・同一口座間での取引に比べて以下のようなメリットがあります。
- 他社間での両建て公認の会社を選択しなくても、Exnessだけで完結する
- マイナスのポジションがゼロカットになることで利益が見込める
複数社間での両建てでは、Exnessともう一方の会社が複数社間での両建てを公認している必要があります。
同一口座間での両建てでは、決済をしなければ永遠に利益が出ることはありません。
複数口座間であれば、相場の急変動で利益が出た際にゼロカットでの利益が期待できます。
複数口座間での両建てを公認している会社は少ないので、Exnessならではのメリットと言えるでしょう。
Exnessで両建てをする際の注意点
Exnessは幅広い両建て手法を公認している会社ですが、取引方法によっては禁止事項に抵触する可能性もあります。
複数口座間での両建てをする場合に、片方の口座を他人が運用する取引は禁止です。
- ExnessのA口座→自身で注文~決済まで行う
- ExnessのB口座→第三者が注文~決済まで行う
上記の行為は他人が口座を不正に利用しているとみなされ、禁止事項に抵触してしまいます。
また、両建て時にサーバー遅延やサーバーエラーを狙う場合も禁止事項に触れるため、口座凍結の要因になってしまうのです。
その他、Exnessの両建て時に注意すべき点を見ていきます。
複数社・複数口座間では両口座分の証拠金が必要
複数社や複数口座間で両建てをする際は、それぞれの口座で証拠金が必要です。
両建てをする前には2口座分の証拠金を準備しておきましょう。
また、両建てをすると片方の口座では確実に含み損を抱えるので、資金管理には充分注意して行う必要があります。
両建てはリスクヘッジとして有効な手法ですが、損失を抱えるリスクもあるので、必ず余剰資金で行うようにしましょう。
レバレッジコントロールをしながら複数口座での取引を行いましょう。
ポジション保有時にはスプレッド分の損失が出る
Exnessで両建てをするとポジション保有時の損益は±0ではなく、厳密には少しの含み損が出た状態となります。
スプレッドが買いポジションと売りポジションの両方で発生するため、スプレッド分は常に含み損となる仕組みです。
両建てで利益を出す際は決済時の価格差だけでなく、スプレッドの差額も加味して計算しなくてはいけません。
トレンド転換やレンジ相場の発生により損失が出る場合もある
Exnessで両建てをしたからといって、100%利益が出るわけではありません。
相場によっては損失を出す場合もあります。
Exnessの口座で買い売りポジションを保有後、含み損を抱えたポジションを決済後にトレンドが転換すると、むしろ損失の方が拡大してしまうのです。
両建てでは、ポジションを決済するタイミングを誤った時点で損失になると覚えておきましょう。
100%利益が出る取引ではないほか、分析が苦手な初心者の方などには向かない手法と言えるでしょう。
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