XMのKIWAMI極口座とは！？高コスパの低スプレッド口座を解説

XMTrading(エックスエム)は、新たに低スプレッドな口座タイプのKIWAMI極口座を2022年10月にリリースしました。

＼ 海外FX人気№1業者 ／

本記事では、XMのKIWAMI極口座の特徴とメリット・デメリット、スプレッドの比較まで徹底的にまとめました。

XMのKIWAMI極口座とは

XMのKIWAMI極口座に適用される取引条件を一覧表にまとめました。

発注方式	NDD方式
証拠金通貨	JPY/USD/EUR
最大レバレッジ	1,000倍
取引手数料	無料
1ロット当たりの単位	100,000通貨
最大ロット/最大保有可能ロット	50ロット/10,000ロット
最小ロット	0.01ロット
初回最低入金額	5ドル相当額
取り扱い銘柄	【通貨ペア】55種類 【貴金属CFD】4種類 【株価指数CFD】24種類 【商品CFD】8種類 【エネルギーCFD】5種類 【仮想通貨CFD】31種類
銘柄の合計	127種類
マージンコール	証拠金維持率が50%を下回った状態
ロスカット水準	証拠金維持率が20%を下回った状態
取引プラットフォーム	MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5)

XMのKIWAMI極口座は、低スプレッドと取引手数料無料を両立したコストパフォーマンスの高い口座タイプです。

ここでは、具体的なXMのKIWAMI極口座の特徴を見ていきましょう。

低スプレッドとスワップフリー

KIWAMI極口座の取引条件は、低スプレッドとスワップフリーが特徴の口座タイプです

KIWAMI極口座の最小スプレッドは0.6pips、そしてメジャー通貨ペアと一部の貴金属CFDでスワップフリーを提供しています。

スワップフリーとは、ポジションの持ち越しで発生するマイナスのスワップポイントが無い取引条件のことです。
近年では、多くの海外FX業者でスワップフリーの提供が開始されています。

海外FXでのスワップポイントは低く設定されているケースが多いほか、マイナススワップが付く通貨も多いです。

スワップフリーを活かすことで、長期トレード時にスワップの影響を受けにくくなります。
さらに、スプレッドが狭いため、長期だけでなく短期でのトレードにも向いている口座です。

取引手数料が無料

XMのKIWAMI極口座がリリース後にすぐ話題となった理由は「取引手数料が無料」だからでしょう。

なぜなら、一般的に低スプレッドな口座タイプでは取引手数料が発生し、スワップフリーの利用には条件が設けられていることが多いからです。

一方で、XMのKIWAMI口座は、低スプレッド&スワップフリーを無料の取引手数料で利用できます。

最大1,000倍レバレッジ

KIWAMI極口座がリリースされる前は、XMで低スプレッドを求める場合は、レバレッジの引き下げを我慢する必要がありました。

なぜなら、低スプレッド特化の口座タイプ「ゼロ口座」は最大500倍レバレッジが上限だからです。

しかし、KIWAMI極口座はスタンダード口座より狭いスプレッドを提示しながら、レバレッジは最大1,000倍がそのまま適用されます。

XMのKIWAMI極口座のメリット

ここでは、XMのKIWAMI極口座を利用する具体的なメリット・デメリットを解説します。

KIWAMI極口座は、最初にご紹介した通り、2022年10月にリリースされた新しい口座タイプです。

KIWAMI極口座は、どの口座タイプとも異なる特徴的な口座タイプなので、XMで使うことでメリット・デメリットは何があるのか、しっかり確認しておきましょう。

少額資金から利用できる

KIWAMI極口座は、少額資金から利用できる口座タイプです。
ゼロ口座やKIWAMI極口座のようなスプレッドの狭い口座タイプでは、取引コストを抑えられます。

以下は、ドル円146円計算で算出したKIWAMI極口座とゼロ口座の必要証拠金の違いです。

ロット数量	KIWAMI極口座の必要証拠金	ゼロ口座
0.01	147円	294円
0.1ロット	1,470円	2,940円
1ロット	14,700円	29,400円

ゼロ口座は取引毎に手数料が発生する影響で、必要証拠金が必然的に高くなります。

KIWAMI極口座は、最大1,000倍レバレッジが利用できるので、証拠金も少なく済むことがメリットです。

上記表は統一感を出すためどちらもレバレッジ1,000倍で計算していますが、厳密にはゼロ口座は最大500倍までしかレバレッジをかけられません。

KIWAMI極口座は、ほとんどゼロ口座と同じ低スプレッドながら、証拠金はゼロ口座の半分で取引ができます。

取引手数料が無料で低スプレッド

スプレッドが狭いほど、取引が有利になることは間違いありません。
それでもゼロ口座が初心者にとって敷居が高い理由は取引手数料があるからでしょう。

通貨ペア	KIWAMI極口座	スタンダード口座
EURUSD	0.7pips	1.7pips
GBPUSD	0.7pips	2.1pips
AUDUSD	0.9pips	1.8pips
USDJPY	0.7pips	1.6pips
USDCHF	0.9pips	2.1pips

KIWAMI極口座は、別途発生する取引手数料がないため、海外FX業者が初めての方でも使いやすい仕様となっています。

同じく取引手数料が発生しないスタンダード口座と比べると、XMのKIWAMI極口座は半分以下のスプレッドで取引が可能です。

スワップフリーで取引できる

KIWAMI極口座は、優れたスプレッドの提示だけでなく、スワップフリーも提供しています。

KIWAMI極口座でスワップフリーの銘柄
※クリックで詳細を表示

スワップフリーの通貨ペア
AUDCAD
AUDCHF
AUDJPY
AUDNZD
AUDUSD
CADCHF
CADJPY
CHFJPY
EURAUD
EURCHF
EURGBP
EURJPY
EURNZD
EURUSD
GBPAUD
GBPCAD
GBPCHF
GBPJPY
GBPNZD
GBPUSD
NZDCAD
NZDCHF
NZDJPY
NZDUSD
USDCAD
USDCHF
USDJPY

スワップフリーの貴金属CFD
GOLD
SILVER

XMのKIWAMI極口座は、他の口座でスワップフリーの「仮想通貨・商品先物・株価指数物」のCFD3種類に加えて、上記の通貨ペア・一部貴金属CFDもスワップフリーを提供しています。

低スプレッドで有利なスキャルピングだけでなく、スワップフリーでポジションの持ち越しが必要なスイングトレードもXMのKIWAMI極口座は快適です。

XMのKIWAMI極口座のデメリット

メリットを確認したところで、XMの極口座のデメリットを見てみましょう。

最小0pipsのスプレッドではない

XMのKIWAMI極口座は、ゼロ口座と違い「最小スプレッドが0pipsではない」というデメリットがあります。

KIWAMI極口座は、取引手数料が発生しないため、スプレッドがXM側の利益となる設計がされている口座タイプです。

一方で、XMのゼロ口座は取引手数料でXM側の利益が確保できるため、時間帯や相場によっては最小0pipsのスプレッドが実現できます。

XMで自動売買(EA)を使って、特に細かい値幅を狙った取引を行う場合は、KIWAMI極口座よりゼロ口座のスプレッドの方が使いやすい場合もあるでしょう。

ほとんどのボーナスが受け取れない

低スプレッド・取引手数料無料・スワップフリーとXMのKIWAMI極口座は、非常にコストパフォーマンスの高い口座タイプです。

しかし、初めてのFXでトレード資金を節約したいなら、初めからKIWAMI極口座を選ぶ事はおすすめしません。

なぜなら、KIWAMI極口座は、XMが提供するほとんどのボーナスを受け取れないからです。

KIWAMI極口座は、XMの入金ボーナスやロイヤルティプログラムの対象外となります。

ボーナスで追加のトレード資金を得たい方にはKIWAMI極口座より、スタンダード口座がおすすめです。

XMのKIWAMI極口座のスプレッド一覧と比較

ここでは、XMのKIWAM極口座のスプレッドとゼロ口座・他社口座で比較しました。

XMの口座タイプに新しい低スプレッド口座の選択肢として、KIWAMI極口座は具体的にどのぐらいスプレッドが狭くなるのでしょうか。

XMのKIWAMI極口座で取り扱う通貨ペアの最小・平均スプレッドを一覧表にまとめました。

通貨ペアの最小・平均スプレッド
※クリックで表示

通貨ペア	最小スプレッド(pips)	平均スプレッド(pips)
AUDCAD	1.3	1.6
AUDCHF	0.8	1
AUDJPY	1.2	1.3
AUDNZD	1.5	1.8
AUDUSD	0.8	0.9
CADCHF	1	1.2
CADJPY	1.8	2.2
CHFJPY	1.6	1.9
CHFSGD	10	12
EURAUD	1.2	1.5
EURCAD	1.2	1.3
EURCHF	1.5	1.8
EURDKK	25	30
EURGBP	0.7	0.9
EURHKD	26	30
EURHUF	25	30
EURJPY	1	1.2
EURNOK	110	140
EURNZD	2.2	2.4
EURPLN	32	37
EURSEK	65	80
EURSGD	9	10
EURTRY	170	190
EURUSD	0.6	0.7
EURZAR	95	125
GBPAUD	1.9	2.1
GBPCAD	2	2.3
GBPCHF	1.6	1.8
GBPDKK	91	100
GBPJPY	1.2	1.4
GBPNOK	130	160
GBPNZD	3.5	4
GBPSEK	70	90
GBPSGD	10	13
GBPUSD	0.6	0.7
NZDCAD	1.5	1.7
NZDCHF	1.5	1.8
NZDJPY	1.8	2
NZDSGD	10	12
NZDUSD	1	1.2
SGDJPY	4	4.5
USDCAD	1.2	1.3
USDCHF	0.8	0.9
USDCNH	2	2.4
USDDKK	26	31
USDHKD	1.6	1.8
USDHUF	30	35
USDJPY	0.6	0.7
USDMXN	150	180
USDNOK	120	150
USDPLN	30	35
USDSEK	60	70
USDSGD	8	9
USDTRY	180	200
USDZAR	9	12

XM公式では、スプレッドがpipsで表記されていません。上記の一覧表はpips表記に換算してあります。

XMのKIWAMI極口座とゼロ口座のスプレッド比較

XMのKIWAMI極口座とゼロ口座で平均スプレッドの比較をしてみた結果、KIWAMI極口座とゼロ口座で比べると、単純なスプレッド差ではゼロ口座の方が狭くなります。

ただし、実質のスプレッドで比べるとゼロ口座とKIWAMI極口座に大きな差はありません。

ゼロ口座の取引手数料「1ロット当たり片道5ドル相当」をスプレッドに換算すると0.5pipsのスプレッドに相当します。

例えば、ユーロドルの実質スプレッドでみると、取引手数料のないKIWAMI極口座が0.7pips、ゼロ口座は取引手数料分を加えて0.6pipsなので、意外にも両者の実質スプレッドには差がほとんどありません。

XMのKIWAMI極口座と他社のスプレッド比較

XMのKIWAMI極口座と、海外FX業者の中でも低スプレッドで有名な他社口座で平均スプレッドの比較を行いました。

KIWAMI極口座と他社口座で取り扱うメジャー通貨ペアの平均スプレッドを一覧表にまとめました。

通貨ペア	XMTrading KIWAMI極口座	TitanFX ブレード口座	AXIORY ナノ口座
EURUSD	0.9pips	0.2pips(0.9pips)	0.5pips(1.1pips)
GBPUSD	1.5pips	0.57pips(1.27pips)	0.7pips(1.3pips)
AUDUSD	1.5pips	0.50pips(1.2pips)	0.7pips(1.3pips)
USDJPY	1.2pips	0.3pips(1.0pips)	0.8pips(1.3pips)
USDCHF	1.6pips	0.93pips(1.63pips)	0.9pips(1.5pips)

他社の低スプレッド口座と比べても、XMのKIWAMI極口座は、やや広くはなるものの十分に狭いスプレッドを提示しています。

何より、KIWAMI極口座は低スプレッドを実現するために、他の取引条件がほとんど制限されていないことが強みです。

低スプレッド特化の口座タイプ	他の口座タイプとの違い
XMTrading KIWAMI極口座	入金ボーナス・ロイヤルティプログラムの対象外
TitanFX ブレード口座	往復7ドルの取引手数料が発生する
AXIORY ナノ口座	ボーナスの対象外 往復6ドルの取引手数料が発生する

XMのKIWAMI極口座はどんな人におすすめ？

ここでは、XMのKIWAMI極口座を選ぶべきトレードスタイルを3つご紹介します。

KIWAMI極口座を利用することで、より有利な条件で取引できるのはどういったトレードスタイルなのか具体例を確認しましょう。

スキャルピング・デイトレードが多いトレーダー

スキャルピング・デイトレードなど時間の短いトレードスタイルには、XMのKIWAMI極口座をオススメします。

スプレッドの狭いXMのKIWAMI極口座は、時間の短いトレードスタイルが有利に立ち回りやすいです。

スキャルピングやデイトレードは、損切り幅も短く設定しやすいため、レバレッジを利かせた取引との相性にも優れています。

レバレッジの高さとスプレッドの狭さのバランスが優れたKIWAMI極口座は、少ない証拠金から短期トレードで投機的に稼ぐことも可能です。

自動売買(EA)を運用したい

自動売買(EA)を使った運用にKIWAMI極口座を活用するのも良いでしょう。

自動売買(EA)の中でも、デイトレードもしくはスイングトレードが中心のトレード戦略とKIWAMI口座の相性は優れています。

逆にスキャルピングが主体の自動売買(EA)を稼働させる場合は、スプレッドがより狭いゼロ口座の方が運用しやすいでしょう。

KIWAMI極口座のスプレッドでは、デイトレード以上の自動売買を運用させるのに最適です。
スイングトレード系の自動売買なら、KIWAMI極口座のスワップフリーが役立つでしょう。

主要銘柄が中心のスイングトレード

主要銘柄を対象にするスイングトレードとKIWAMI極口座の相性は非常に良いです。

スイングトレードでは、スプレッド以上にレバレッジの高さとスワップポイントといった取引条件が重視されます。

レバレッジが高ければ、必要証拠金が少なく済むためポジションが長く保有しやすいです。

KIWAMI極口座はメジャー通貨ペアと一部の貴金属がスワップフリーなので、マイナススワップでポジション持ち越しのコストが発生する事もありません。

XMのKIWAMI極口座の開設方法

ここではXMのKIWAMI極口座の利用方法を解説します。
XMのKIWAMI極口座は、追加口座として開設して使う方法がおすすめです。

まだ、XMで初回の口座開設が済んでいない方は、以下の記事を参考にスタンダード口座を最初に開設しましょう。

スタンダード口座を最初に開設すると、全てのボーナスを利用できます。

追加口座での開設方法を見ていきましょう。